40代で迎えた、人生最大の「強制的な転機」
こんにちは。映像クリエイターの猿山 毅です。
40代を迎え、多くの方が「このままでいいのか」という漠然とした不安、あるいは「次の10年」を見据えたキャリアの模索を始めているのではないでしょうか。私自身もそうでした。
安定した介護職として働いていた私ですが、転職は「心の声」ではなく、「肉体の限界」によって強制的に決断されました。
長年の現場仕事がたたり、椎間板ヘルニアを発症。2度にわたる手術を経て、残念ながら右足首から先に麻痺が残るという後遺症を負ってしまいました。肉体的な負担が大きい介護職を、やむなく辞めざるを得なくなったのです。
目の前が真っ暗になり、「この体で、40代から何ができるだろうか」と、深く悩みました。
しかし、その絶望の中で見つけたのが、「座ってできる、しかし情熱を注げる仕事」、すなわち動画編集・映像制作という道でした。
この記事では、安定を失い、身体的なハンデを負った40代から、どのようにして新しいキャリアを築き、持続可能な働き方を実現したのか、私の実体験を具体的にお話しします。

ハンデを強みに変える。介護の経験とデスクワークの融合
映像クリエイターへの転身は、単なる「趣味の延長」ではありませんでした。私にとっては、これからの人生を支えるための「必須の選択」でした。
動画編集は、肉体的負担が少なく、自分のペースで進められるデスクワークが中心です。これは、身体的な制約を抱える私にとって最適な環境でした。
しかも、介護現場で培ったスキルは、新しいキャリアで予想外の大きな強みになっています。
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傾聴力と共感力
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利用者さんやご家族の不安や願いに真摯に向き合った経験は、クライアントの「潜在的なニーズ」を引き出し、「本当に伝えたい想い」を映像の企画に落とし込む力になります。これは、技術力以上に重要なクリエイターの資質です。
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人生の物語(ストーリー)を尊重する視点
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様々な人生の終着点に立ち会ってきた経験は、人の心に響く「感動的な物語」や「ドキュメンタリー性の高い映像」を構成する上で、深みを与えてくれます。
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状況対応力と冷静さ
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予期せぬ事態が多い介護現場で培った冷静な判断力は、撮影現場でのトラブルや編集時の納期逼迫など、プレッシャーのかかる場面で大いに役立っています。
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40代からのキャリアチェンジは、決して遅くありません。これまでの人生で培った「人間力」こそが、クリエイティブ業界で最も求められる武器になるのです。

【40代が実践すべき】リスクを抑えた映像制作への転身ロードマップ
40代での転職は、家族や生活の責任を考えると、無謀な挑戦はできません。私が安全かつ確実に映像の世界へシフトするために実行した3つのステップをご紹介します。
1. 「スモールスタート」で技術を習得し、仕事の確信を得る
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まずは、動画編集ソフトの操作から始めました。40代は新しい技術習得に時間がかかると言われますが、集中して基礎を固めれば問題ありません。オンラインスクールや教材を活用し、特にテロップ入れやカット編集など、需要の高いスキルから習得します。
2. 徹底的な「ポートフォリオの構築」にこだわる
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映像業界は年齢よりも「実績」がすべてです。まずは無料ででも構わないので、身近な団体や知人、自身の趣味などを題材に、「あなたにしか作れない」と思わせる説得力のある作品(ポートフォリオ)を5〜10本、徹底的に作り込みました。
3. 「副業」として実務経験を積み、収入源を分散する
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すぐに正社員を目指すのではなく、クラウドソーシング等で副業として案件を獲得し、プロとしての「納期厳守」や「クライアントワーク」を学びました。これによって、新しい仕事への適性を確認しながら、収入のリスクを分散できます。
人生の困難が、あなたの映像に深みを与える
私のキャリアチェンジは、身体的な困難という厳しい現実から始まりました。
しかし、それは同時に、「本当に自分は何をすべきか」と真剣に向き合う機会を与えてくれました。
40代の再出発は、確かに不安が伴います。しかし、私たちは人生の酸いも甘いも知っています。
あなたが介護現場で見てきた人々の喜びや苦しみ、そして困難を乗り越えた経験は、誰にも真似できない映像の「深み」となって表現されます。
安定を失ったとしても、あなたの手には「誰かの心を動かす」新しいスキルがあります。
40代からの再スタートは、「人生を賭けた、最高のドキュメンタリー」です。一歩踏み出す勇気が、あなたの人生の新しい「カット」を切り開くでしょう。
P.S.
40代で新しい業界へ飛び込んだ具体的な方法や、体力的な制約がある中で仕事を進める上での工夫など、さらに詳しい情報にご興味があれば、ぜひコメントでお知らせください。一緒に未来を考えていきましょう。
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